学生支援
大学入学後は学び方も毎日の暮らしも、高校時代とは違ってきます。
北海道医療大学では、学生一人ひとりの状況や思いに寄り添いながら、
学習、学生生活、就職活動、キャリア教育を徹底的にサポートします。
個性を尊重した学びをサポート
学修支援
北海道医療大学には、開学以来、積み重ねてきた教育のノウハウがあります。
これからの医療を支える高度な専門職をめざす一人ひとりのために、
学びのスタートから国家資格取得までをきめ細かく支援します。
入学前学習
高校とは違う大学での学び方。
入学前にオンラインでイメージ
入学までに、高校までとは異なる大学での学び方を理解し、不安を解消できるようポータルサイトを用意。オンライン形式の入学前学習のほか、理系基礎科目などの復習を行うことで、専門課程を学ぶための準備につなげます。
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北海道医療大学 全学教育推進センター
全学教育学習支援ポータルサイト
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- 授業の受け方
- プレゼンテーションの基礎
- ノートの取り方/レポートの書き方
- 効果的な記憶法 など
1・2年次にしっかり基礎を修得し、
3年次以降の専門課程へ
基礎を固めてから専門課程へ。
やる気を実力へと導く
大学生活をスムーズにスタートさせて専門課程の学びへつなげるため、苦手科目を克服する初年次教育は、本学独自のプログラム。また、1・2年次には職業意識を育てる多職種連携や地域連携の科目などを通して、将来に向かって主体的に学ぶ姿勢を修得します。医療職をめざすやる気を、医療人として活躍するための実力へ導きます。
[全学教育]
教養科目や基礎科目、医療基盤科目などで基礎をしっかり固めることで、知見を深め、3年次以降の専門課程の学びへスムーズに移行できるようにします。外国語科目や多職種連携科目を学ぶことで視野が広がり、将来に向けての職業意識が高まります。
[専門教育]
専門科目や実習科目など、各学科の専門性の高い課程がスタートします。座学で学んだことを実習で応用しながら、頭と体に知識と技術を定着させます。
基礎力アップ教育
一人ひとりの習熟度に目を配り
苦手な科目をフォロー
高校で履修していない科目や苦手な理系科目が、学びのつまずきにつながらないよう、履修科目を補う基礎力アップ教育でフォローします。また、担任制度を取り入れ、一人ひとりの習熟度に目を配ります。
教育支援室・学習支援センター
学科の担当教員が一人ひとりに対応し
しっかりと個別指導
わからないことを放置しないため、学科ごとの専任教員が学生からの質問や相談に個別対応。学科の特性に合わせた体制で、学力向上をバックアップします。
9割以上の学生が
カリキュラムに満足!
※2023年3月卒業予定者アンケートより
豊富な実習環境で実践力をサポート
リアルな医療現場を学内に再現。
講義での学びを実践できる実習室
学内には、リアルな医療機関や福祉施設の環境を再現した実習室を用意しています。現場さながらの最先端機器やシステム、モニターなどの機器を使って、実践的なトレーニングを積むことができます。
附属医療機関を実習の場として活用
札幌あいの里キャンパスには本学附属の北海道医療大学病院と地域包括支援センターが、当別キャンパスには歯科クリニックがあります。多職種が連携してチーム医療、地域医療を実践する附属の医療機関や施設を、貴重な経験を積む実習教育の場として活用。実習を通して知識や技術、高いコミュニケーション能力を身につけます。
札幌市内から地方の中核病院まで。
多数の実習施設を確保
実習ではさまざまな分野を経験できるよう、病院から福祉施設まで多数の施設を確保しています。札幌市内の病院や地域医療を支える地方の中核病院、地域包括支援センター、児童相談所、訪問看護ステーションなど、多くの施設が臨床実習の場となります。
地域の協力を得ながら
リアルで実践的な実習を実現
実践力を高めるため、地域の方々からもサポートを得ています。「当別SP(模擬患者)研究会」は、講習で基礎知識を学び、症状や現病歴、生活背景、生い立ちなどを設定したシナリオに沿って患者さんになりきってくださる地域住民の会。模擬患者として実習に協力してくれています。また、卒業生が理事を務める「社会福祉法人ゆうゆう」とは包括連携協定を結んでいます。
国家試験対策を徹底サポート
少人数のフォロー体制で、
国家資格取得をサポート
教員1名あたりの学生数は、学科平均で10.9名。一般的な大学と比較すると、教員が多く、一人ひとりに目を配ることが可能な環境となります。また、1年次から最終学年の国家試験合格まで、筋道を立てた独自のプログラム活用。合格をめざすやる気を応援し、学科ごと、学生ごとに合った勉強方法で合格への道のりをサポートします。
オフィスアワー
教員は授業時間以外にも
学生からの幅広い相談に対応
学生が教員の研究室を訪ねて、質問や相談ができる時間「オフィスアワー」を設けています。授業内容のことはもちろん、学習計画や自身のキャリアのこと、授業では質問しにくい相談ごとなどにも幅広く対応します。学生一人ひとりを大切にする、少人数教育ならではのサポート体制です。
在 学 生 の 声
少人数教育によるサポートの手厚さが魅力。
記憶に残る授業で、
勉強することが好きになりました
高校で理系科目を履修していませんでしたが、1年次の教養教育で化学、生物、物理の基礎的な内容が理解できたため、講義に取り残されることなく学習できました。歯学部では治療に用いる材料・機器や細菌の名称など、たくさんの専門用語を覚える必要がありますが、単に用語を記憶させる教育法ではなく、実習を通して機器を操作したり、細菌を培養して観察することにより、それらの用語を自然に覚えることができました。医療大は教員数が多く、先生は一人ひとりの学生に丁寧に向き合ってくれます。
ひとりで悩まない体制づくりや取り組みでサポート
学生生活支援
学生一人ひとりが学びに専念し、充実した学生生活を送ることができるよう学生生活面でもサポート。
心や体の健康に関わる相談体制や、
ハラスメント防止に向けた取り組みなどに力を入れています。
ゼミ/教員のサポート
一人ひとりに複数の教員が目を配り
学生生活の悩みに対応
生活面や健康面の悩みや心配が、学業に支障をきたすことがあります。本学では、少人数制のゼミのほか、学習支援センター、教育支援室を設置し、専任教員が学修面だけでなく、学生生活に関わる悩みごとや困りごとに対応します。
担任制で学生生活をサポート
一人ひとりに寄り添うことで
適切な生活指導、学修指導が可能に
学部ごとに少人数クラスの学生担任制度を設けています。ひとクラスあたりの学生数を少人数にすることで、出席状況や生活状況を詳細に把握できるよう努めています。成績や出席状況が良くない状況の学生には親身に適切な指導を行い、学生一人ひとりに寄り添った生活指導、学修指導を可能にしています。
保健センター
医師・保健師・看護師が常駐し
心身の健康をポート
当別キャンパスの保健センターでは、軽微なケガや症状の対応のほか、健康相談や、実習等に必須となる抗体価管理(採血・ワクチン接種含む)にも対応しています。薬剤の処方や点滴などの処置も行っています。
学生相談室
公認心理師・臨床心理士の資格を持つ
カウンセラーが悩みに対応
対人関係や異性関係、自分自身の性格についてなど、学生生活ではさまざまな悩みが生まれます。学生相談室では、心の専門家である公認心理師・臨床心理士に相談することで、悩みの解決をめざします。プライバシーは堅く守られますから、安心して相談することができます。
保険加入のサポート
実習中や万が一の事故などに備える
保険の加入や請求手続きをサポート
通学や授業、学内行事などでの不慮の事故や、実習中の事故に備えるための保険制度があります。本学では、万が一に備え、安心して学生生活が送れるよう、保険加入に関するアドバイスや、事故発生時・保険金の請求時のサポートを行なっています。
診療費補助制度
病気やケガをしたときの医療費の心配を軽減
診療費補助制度は、本学在学生・父母・卒業生が中心となって組成されている「東日本学園後援会」が補助する制度です。病気やケガで医療機関を受診した場合、保険診療費用の自己負担額の全額が補助されるほか、矯正歯科など自費診療や保険適用外の診療費に関しても30%が補助されます。在学中の医療費への負担や不安を軽減することで、学びに集中することができます。
学生援助資金貸付制度
生活費や医療費など一時的に必要な資金を貸与
学生の生活費や医療費、課外活動費、帰省旅費など、緊急かつ一時的に必要な資金を、原則無利子で貸与します。貸付額は一人1回3万円以内。経済的な困りごとが発生したときも、学生を支援する制度です。
ハラスメント防止への取り組み
安心して学べる環境のために
委員会を設置し、相談員を配置
北海道医療大学では、教職員及び学生の人格を尊重し、良好な職場環境、教育研究環境を守り、教職員の就労上及び学生の修学上の権利、利益の保護を図るため、「キャンパス・ハラスメント防止対策委員会」を設置。各学部に相談員を配置し、人権侵害の防止に努めています。セクシュアル・ハラスメントやアカデミック・ハラスメント、アルコール・ハラスメントなどキャンパス・ハラスメントに関わる相談は、他学部の相談員に相談することも可能です。
医療人として活躍し続けるためのサポート
就職・キャリア支援
北海道医療大学の就職・キャリア支援は低学年からスタートし、卒業後も継続。
未来の自分をイメージする低学年からのキャリア教育や、自分に合った理想の職場探し、
卒業後のスキルアップまで、北海道医療大学で学んだ医療人のキャリアをサポートします。
多職種連携教育が求められる医療人を育成
学部学科を越えた多職種連携教育で
医療人としての広い視野を得る
6学部9学科の枠を越えた教員による授業や、学部学科の異なる学生が一緒に行うグループワークで、さまざまな専門職に対する理解を深めます。チーム医療や多職種連携の役割・機能を学ぶことが、医療人としての広い視野を得ることにつながります。
低学年次からのキャリア教育
1年次から就職活動に備えるプログラム
卒業後の自分をイメージしながら学ぶため、低学年次からキャリアビジョン形成や就職活動のスキルを身につけます。そのために、年間約60回の「キャリア・就職ガイダンス」を開催。キャリアカウンセラーによる自己分析や業界研究、履歴書などの書き方、面接スキル習得のグループワーク形式の講座を行います。体系的なプログラムによって、「自分で考え行動する力」「将来を自主的に切り開いていく力」を育てます。
卒業生講話
卒業後の選択肢を広げる先輩方の体験談
医療の現場で働く卒業生から、直接話を聞ける機会を設けています。さまざまな専門職を中心に、若手からベテランに至る卒業生の話から、多種多様な働き方やキャリアについて知ることができます。多くのキャリアモデルを知ることで、将来の進路選択の可能性を広げ、より具体的なビジョンを描くことにつなげます。
学内就職相談会
対面やオンラインでの就職相談会を実施
2022年度は、オンラインによる就職相談会を開催。北海道内をはじめ、全国各地の医療機関や福祉施設など406団体の参加をいただいています。今後は、状況に応じて対面とオンラインを使い分けて就職相談会を実施予定です。
- 病院:256病院
- 薬局:67社
- 製薬・卸等:11社
- 行政:12団体
- 老健・施設:33団体
- 検査センター:8団体
- その他:19団体
年間34,000人以上の求人数など
ネットワークも豊富
約50年の歴史が培った
全国に広がる卒業生ネットワーク
毎年、全国の総合病院を中心に多くの求人が本学に寄せられ、病院や福祉施設から一般企業まで幅広い分野への就職が可能。全国各地で活躍する20,000人を超える卒業生のネットワークがあるため、道内外各地への実習やUターン就職も安心です。
卒業生に対する評価は高く、
全国の総合病院を中心に多数の求人があります。
卒業後のスキルアップまでサポート
大学院進学やスキルアップなど
卒業後も学べる環境を用意
卒業後、医療現場で経験を重ねた後、さらに専門性を磨くための大学院進学や、働きながらスキルを高める生涯学習など、もっと学びたいという意欲に応える教育環境を用意しています。全国各地の同窓生による新たな知見や技術といった学術研究の共有など、卒業後も学び続ける体制も整っています。
卒業後も学べる充実の環境
- 薬学研究科
- 歯学研究科
- 看護福祉学研究科
- 心理科学研究科
- リハビリテーション科学研究科
- 医療技術科学研究科
- 薬剤師支援センター
- 生涯学習
- 講演会
- 各学部同窓会
進路決定アドバイス
学生一人ひとりの個性を生かす個別支援
就職ガイダンスでの全体支援だけでなく、一人ひとりの個性に合わせて行う個別支援にも力を入れています。医療機関や福祉施設の見学などの就職活動がスタートする時期には、担当教員による個別面談を本格化。履歴書などの添削や模擬面接、先輩たちが記録してくれた「試験内容報告書」を積極的に活用した指導を実施します。未内定者のフォローもしっかり行なっています。
医療業界のキャリア支援は
トップクラスです
卒 業 生 イ ン タ ビ ュ ー
就職ガイダンスや相談室でのサポートを活用。
病院などの求人の多さが魅力です
「卒業生講話」は、働くことが想像できていなかった当時の自分にとって、具体的に就職活動をイメージする機会になりました。就職活動が本格化してからは、履歴書の添削や模擬面接を活用。先輩が残してくれた就活記録の「試験内容報告書」には、たくさんの医療機関の就活情報があり、他学科分までチェックして面接に臨みました。医療大は病院等の求人や卒業生の情報がとても多く、キャリアアドバイザ―は医療関係の就職状況に詳しいので、安心して就職活動を行うことができました。
聞いてみよう!
学科や大学のことを直接質問