薬学科
近年、使用されたプラスチック廃棄物(プラごみ)が海洋汚染を引き起こし、マイクロプラスチックに破砕された後は、魚介類を介してヒトに摂取されることが問題となっています。海洋プラスチックには様々な化学物質が添加または吸着されており、薬学の視点で考えると、プラごみ問題はこれらの化学物質による生物汚染の問題と捉えることができます。薬学とは本来、薬の専門家を育てる学問ですが、広義には薬を含む化学物質の専門家を養成する学問でもあります。本授業では、我々人類が便利と引き換えに発生させたプラごみ問題を薬学の視点から分かりやすく解説し、その対策についても議論します。
教授
小島 弘幸こじま ひろゆき
集合時間
1年生(4年生)
2年生(5年生)
3年生(6年生)
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合計