- イベント
- 2021/07/11
【開催報告】病院ではたらく相談のしごと体験講座
7月10日(土)、看護福祉学部臨床福祉学科が主催した「病院ではたらく相談のしごと体験講座(オンライン)」を開催しました。
これは、医療機関などにおける福祉の専門職で、病気になった患者さんやそのご家族に寄り添いながら社会福祉の立場から支援する「医療ソーシャルワーカー(MSW)」に焦点を当てたもので、一般社団法人北海道医療ソーシャルワーカー協会からの後援や、現役のソーシャルワーカー(SW)も参加するなど、注目度の高いイベントとなりました。
本講座は、臨床福祉学科の在学生が中心となって企画し、大学病院のMSWのほか、現役のSW(臨床福祉学科OG)や臨床福祉学科同窓会の支援のもと、オンラインで実施されました。
在学生と教員、北海道医療大学病院の現役のによる、北海道医療大学病院を舞台に患者さんの面接、医師や薬剤師、看護師、理学療法士、歯科衛生士など多職種から収集した情報をもとにした相談援助の動画を制作。イベント当日には動画を視聴しつつ事例に対するグループワークなど、すべて在学生が中心となって実施。ほとんどが初対面同士の参加者でしたが、冒頭でアイスブレイクを行うなど見事な関係づくりの技術を披露し、終始あたたかい笑顔で実施されました。
参加者は、オンラインでのロールプレイングや大学生との交流で、相談援助のスペシャリストであり、なおかつ「自分自身」と人との「関係づくり」の技術で幸せづくりを応援するMSWの魅力を存分に感じ、有意義な1日となったようです。