臨床検査学科
臨床検査技師はどのような職種か、ご存知ですか?患者さんの身体の状態を、様々な検査を用いて調べる仕事です。その仕事内容は広く、患者さんから血液や尿などを採取して検査する検体検査と、患者さんに直接触れて行う生理機能検査があります。 この講義では、身体の中を循環している血液の中にある血球を顕微鏡で覗いてみます。血球には赤血球・白血球・血小板などがあり、病気になると色々な形に変化します。実際の画像を見ながら血球について勉強してみましょう。
教授
田中 真樹たなか まき
日本人のがん予防にとって重要な、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」の5つの改善可能な生活習慣に「感染」を加えた6つの要因に対する予防方法を実践・努力することでがんになるリスクを低くしていくことが可能であると報告されている。がんの約40%は予防でき、その予防方法についての正確な知識を得ることは、私たちの生死にかかわる重要なことである。特に思春期・若年成人に発症するAYA(Adolescent and Young Adult)世代のがんは、現在問題となっている。模擬講義では、AYA世代のがん腫を中心に各臓器に発生するがん腫とその予防方法について説明致します。
丸川 活司まるかわ かつじ
癌は我が国の死因の第一位を占める疾患であり、およそ国民の半分近くが罹患する。治療としては、まず第一に完全除去を狙う外科手術。そして、化学療法、放射線療法、昨年のノーベル医学生理学賞受賞の本庶博士の研究で脚光を浴びている免疫療法がある。そして、分子標的治療は癌細胞に的確な増殖抑制を行うことで最近期待されている。この模擬講義では、診断マーカーと分子標的治療を目標とする研究の一部を紹介したい。
藏滿 保宏くらみつ やすひろ
まずは臨床検査技師という職業について、具体的に何をする職種なのかをお伝えします。臨床検査技師のイメージをつかんで貰った上で、その職業に就くためにはどんな勉強が必要なのか、つまり大学に入ってからどんな科目を学ぶのかを実際のカリキュラムを例示して説明します。 さらに大学を卒業した後のことや、高校生の皆さん一人ひとりが目指す将来像の描き方について、考えていく切っ掛けを共有したいと思います。
講師
江本 美穂えもと みほ
皆さんの血液の中では細胞がはたらいており、健康を保ってくれています。しかし、「はたらく細胞」の数が減少したり、働きが弱くなると、様々な病気が引き起こされます。臨床検査技師は、多種多様な検査をし、病気の発見や治療効果の判定など、患者さんの健康に大きく貢献する職業です。私の講義では、患者さんの血液中の「はたらく細胞」を検査することで、どんな病気が発見できるのか、臨床検査技師の仕事内容も含めて、ご紹介します。
髙橋 祐輔たかはし ゆうすけ
「将来、人工知能(AI)に仕事を奪われるのではないか?」。そう考えたことは、ありませんか? 医療においてのAIの導入や、電子化技術(デジタルトランスフォーメーション:DX)は急速に進化しています。機械学習・・・ディープラーニング・・・聞いたことはあるがよくわかっていない事を理解することで「ヒトにしかできない事、AIが得意な事」がわかるはずです。これからの医療人に求められる「+α」を学ぶために、医療分野で活用されるAI技術について講義します。
髙橋 祐司たかはし ゆうじ
集合時間
1年生(4年生)
2年生(5年生)
3年生(6年生)
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合計