歯学科
今まで歯の治療を行うときには、歯科医師が歯を削って型取りをし、歯科技工士がすべて手作業でかぶせものや詰めものを作っていました。ところが、最近デジタル技術を応用してこれまでとはまったく違う新しい作り方が行われるようになってきました。型取りの代わりに口腔内スキャナーと呼ばれる機器で歯の形をデジタルデータとして読み取り、コンピュータを使って歯の設計や加工を行います。ほかにも3Dプリンターを使って、入れ歯やマウスガードなども作ることができます。今、歯科の現場で起こっている技術変革の最前線についてお話します。
教授
疋田 一洋ひきた かずひろ
看護学科
現代はうつ病にかかる人が増え、TV、雑誌でもこころの病の知識をよく目にします。しかし知識は広がってもこころの病が減らないのはなぜでしょう。人はなぜこころの病にかかるのでしょう。進路や友人問題で悩み多き思春期は、人間として成長する時期であると共に危機にも直面しやすい時期です。精神看護ではこころの病のケア方法と、自分自身をケアする方法も学びます。今回は成長期の皆さんが自分のこころと上手につきあい、悩みを成長の種に変える方法を一緒に考えてみたいと思います。
准教授
八木 こずえやぎ こずえ
臨床心理学科
インターネット技術の進展によって日々あらゆる情報が大量にやりとりされています。豊かな生活を持続可能なものにするためにいかに情報を有効活用するか、そのために最近注目されているのがデータを分析し、新たな価値を産みだす「データサイエンス」という研究分野です。例えば、「年齢や性別でおすすめ商品を分けて広告したら売り上げが伸びた」というのもデータサイエンスから生まれた価値です。「データ分析」と聴くと大きなコンピュータを使って高度なプログラミングをして思われがちですが、最新のクラウド技術によってインターネット上で誰でも手軽にデータを分析し、多様な知見から新たな価値を産みだすことができるようになりました。基本的な活用方法をご紹介するとともにデータサイエンスを学ぶに欠かせない考え方を、ロボットを使って楽しみながら身に着ける方法も合わせてご紹介します。
講師
西牧 可織にしまき かおり
言語聴覚療法学科
私たちの口や喉(のど)は、食べ物を飲み込むときと空気を吸うとき、共通の通路を使います。この講義では、飲み込む動作と呼吸がどのように協調しているか、そしてどのようにしてこれらの動作が切り替わるのかを簡単な実験と説明で理解しましょう。これにより、私たちの体がどれだけ複雑で精密に設計されているかが分かります。
永見 慎輔ながみ しんすけ
臨床検査学科
「将来、人工知能(AI)に仕事を奪われるのではないか?」。そう考えたことは、ありませんか? 医療においてのAIの導入や、電子化技術(デジタルトランスフォーメーション:DX)は急速に進化しています。機械学習・・・ディープラーニング・・・聞いたことはあるがよくわかっていない事を理解することで「ヒトにしかできない事、AIが得意な事」がわかるはずです。これからの医療人に求められる「+α」を学ぶために、医療分野で活用されるAI技術について講義します。
髙橋 祐司たかはし ゆうじ
集合時間
1年生(4年生)
2年生(5年生)
3年生(6年生)
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合計