多彩な分野で活きる「薬学教育」
本学では、薬剤師の育成だけでなく、薬学の幅広い知識を学び、多様な分野で活躍できる力を育てます。医療現場はもちろん、新薬開発や行政、企業など幅広い進路に対応可能です。さらにAIやデータサイエンスを取り入れ、変化する医療環境に柔軟に対応できる思考力と実践力を養います。
薬学部薬学科 紹介動画
目指す資格
薬剤師
大学の薬学部または薬科大学で6年制の薬剤師養成課程を修了し、国家試験に合格することで得られる資格です。薬の調剤だけでなく、患者との対話や適切な服薬指導が求められ、試験では薬学の知識に加え、現場での判断力や実践的な対応力、医療チームの一員としての役割の理解などの多面的な能力なども問われます。
- 合格率(2025年卒)
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71.3 %
(全国平均:85%)
- 取得率(2025年卒)
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96.6 %
学びのポイント
POINT.01 創薬を体系的に学ぶ
創薬を薬学の重要分野と位置づけ、基礎から応用まで体系的に学べる環境を整えています。薬の体内での作用(吸収・代謝・分布・排泄)を理解する薬物動態の学びは、医療だけでなく創薬研究の基盤となる大切な要素です。本学では講義に加え実験も取り入れ、多角的に薬の働きを科学的に学びます。
POINT.02 薬剤師の役割を理解する
6年間の学び
チーム医療を学ぶ「多職種連携入門」、病院・薬局はもちろん、製薬会社や血液センターなどさまざまな現場で薬剤師業務を見学する「早期体験学習」などを通して、医療人としての基盤、めざす薬剤師像について理解を深め、モチベーションを高めていきます。
未履修科目や苦手科目を手厚くサポート
国家試験を見据え、1年次から高校の「化学」「生物」「物理」を基礎から学び直せる授業や苦手科目克服のための科目を設置。自習時には先輩学生によるサポートもあり、専任教員から個別指導を受けられる薬学教育支援室も整備しています。充実した体制で学修を手厚く支援します。
薬学専門科目の基盤(物理化学、有機薬化学、基礎生化学、病態生理学など)となってくるのが2年次。1年次に学んだ基礎をもとに薬剤師として欠かせない知識や技術を学びます。
実験研究の体験が科学者としての能力を育む。
教員とマンツーマンで研究活動を体験する「薬学基礎研究」がスタート。実験研究の体験を通じて、科学的なものの見方や科学者として必要な能力を身につけていきます。
一人ひとりに合わせた学修支援を2年次以降も継続。
学修サポート面では、個人の学修到達度に応じた特別演習科目、苦手科目の補正授業、個別の学修相談や指導など、2年次以降も個々に合わせた学修支援を行っています。
3年次になると、ほとんどが専門科目(衛生化学、薬物療法学、生物薬剤学など)となり、臨床的な科目が増えていきます。さらに、本学のオリジナル科目として「医療福祉活動演習」が本格的にスタート。地域医療・災害時医療支援などのコースがあり、薬剤師の専門性が求められている幅広い分野をカバーする独自カリキュラムを展開します。
さまざまな現場で活躍する薬剤師を養成する「医療福祉活動演習」の多彩なコース。
福祉
福祉コース、地域活動コース、災害医療コース、チーム医療コース(5年次より開講)
コミュニケーション
コミュニケーションコース、スポーツと医療コース
在宅
在宅コース
専門性を身につける5つのコース4年次からは研究室に配属され、卒業研究に取り組んでいきます。教員のサポートを受けながら自ら積極的に学ぶことで、薬学の世界への興味をさらに高めていきます。
これまでの学びを体得した証として薬学共用試験合格をめざす。
1~4年次に学修したことの総合的評価として、全国の6年制薬科大学・薬学部共通の薬学共用試験を受けます。この試験は、修得した知識を評価するコンピュータを用いた試験(CBT)と、技能・態度を評価する客観的臨床能力試験(OSCE)に分かれています。両方の試験に合格することが、実務実習を行うための条件です。本学の合格率は98.1%という高い水準を維持しています。
実際の業務を体験する実習で、仕事への責任やチーム医療を学ぶ。
共用試験を経て、4年次後期から5年次にわたって「薬学実務実習」がスタートします。医療の現場で実際の業務を体験し、その役割と責任、チーム医療について、さらに深く学んでいきます。
1年次から学んできた知識を統合する科目が中心です。並行して国家試験対策や就職活動支援を行い、万全のサポートを受けられます。
また、5年次の実務実習の経験を活かし、より実践的なフィジカルアセスメントの演習や看護福祉学部の教員による看護実践学などを選択して学ぶことができます。
卒業研究も本格化。集大成の研究発表や論文作成。
総合薬学研究(卒業研究)の集大成として、ポスターをもちいた研究発表会や論文の作成を行います。卒業研究の枠にとどまらず、北海道薬学大会学生優秀賞を受賞するなど、科学者としての歩みを進める学生もいます。
多彩な研究の内容をもっと見る薬学部の実務実習
CBT対策講義「実務実習前実践演習(4年次後期)」
4年次は後期の薬学共用試験(CBT)に向けて、3年次までの基礎知識をしっかりと定着させる演習講義を行います。定期試験に加えて、CBT対策の学力試験を行い、その都度、解説講義を実施。わからないことを放置しない習慣づけをしながら学びます。
OSCE対策学内実習「医療薬学Ⅲ実習(4年次通年)」
薬学共用試験(OSCE)に向けて、調剤技術と医療コミュニケーション能力の向上を図ります。実践を重ね、実務実習においても自信を持って取り組めるように訓練。医療コミュニケーションでは、学生同士や地域住民の協力のもと、現場に近い環境で練習に励みます。
チームで学ぶ多職種連携
現場で必要なコミュニケーション力を独自の演習や交流で高める
チーム医療の現場では、患者さんや他職種とのコミュニケーションが重要です。地域住民の方々に患者さん役を担ってもらう、実践的な医療面接の授業や、手話コミュニケーションを学ぶ授業、さらには、海外提携大学での研修や本学への留学生との交流など、さまざまな演習・実習や交流から、高いコミュニケーション能力に加えて、幅広い視野と豊かな人間性も身につけます。
さまざまな領域の学外施設で、チーム医療の実際を体験
今後、医療スタッフの役割拡大が進み、医療現場ではさらに薬剤師の活躍の機会が増えていきます。また、病院や薬局内にとどまらず、福祉・介護の現場や災害時、スポーツの場においても薬剤師の活躍が期待されています。薬剤師の幅広い役割について理解を深めることや、将来、多彩な現場で即戦力となる薬剤師になるために、本学ではさまざまな領域を体験できる学外実習先を用意しています。
- 主な実習先
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- 病院・保険薬局
- 本学附属施設の地域包括ケアセンター(訪問看護、介護・予防ケアマネジメント業務体験)
- 社会福祉法人ゆうゆう
- 地域の薬剤師会、地方自治会主催のイベントや活動場
国家試験対策
苦手科目のフォローや個別指導など、独自の学修サポートを充実させています。1974年の学科開設から培われたノウハウは96.9%(全卒業生6,180名)※という薬剤師免許の取得率に結びついています。
- 2021年3月現在
徹底的な基礎固め~学生の到達度に合わせた特別演習科目~
入学から卒業までの6年間、ポートフォリオによって自分自身の学修状況を管理。担任教員との面談を通じて学修を進めていきます。また、前年度の試験結果に基づき、少人数制の特別演習科目を開講するなど、到達度に応じた個別の学修支援が充実しています。
苦手科目のフォローや薬学教育支援室による個別指導など、手厚い支援体制
高校時代に履修していなかった科目や苦手科目があっても、入学前教育や補正授業などで徹底的にフォロー。さらに、薬学教育支援室では、3名の専任教員が個別の質問に応じるなど手厚い支援体制で苦手科目の克服をサポートします。
いつでもどこでも学べるWeb based e-Learning システム
キャリア&カリキュラム
本学でどのような学びを重ね、どのような進路へとつながっていくのか。カリキュラム・シラバスで学修内容を確認し、キャリア&就職データで卒業後の姿を具体的にイメージできます。将来の目標に向けた道筋をぜひご覧ください。


