全学部学科合同の多職種連携教育

Interprofessional Education

チーム医療を実践する6学部9学科1学環の学び合い

6学部9学科1学環が合同で学ぶ多職種連携教育は、1年次からスタート。
医療現場の多職種連携を学生同士で擬似体験する学びを通して、自らが目指す医療職種の役割や専門性を客観的に理解します。

なぜ、多職種連携を学ぶのか

これからは「地域包括ケア」の時代です。 それぞれの地域で医療と福祉が緻密に連携し、チーム医療を実践できる人材が求められています。

地域包括ケアとは

医療や介護が必要になった人が、住み慣れた地域で、できる限り自立した生活が送れるように支援する「地域包括ケアシステム」のこと。医療、介護、病気の予防、住まい、生活支援を包括的にサポートする考え方です。

チーム医療とは

複数の医療専門職や福祉専門職が連携し、各々の専門性を発揮しながら一人の患者さんを支える医療のことです。病気や怪我などの部位だけを診るのではなく、多職種が関わりながら“その人らしい生き方”を支援します。

学びで身につく力
  • コミュニケーション力
  • 共感力
  • 課題解決力
  • 他者理解と自己理解
  • 自分がめざす職種への理解、必要性
学びのサポート

臨床経験のある教員から現場の知識を生かしながら、チーム医療とは何か、どのように連携していくのかを学びます。学生同士のグループディスカッションでは学生同士が考え、学び合い、自分たちなりの意見をまとめていくために、また個々の学びが円滑に進むようサポートします。

POINT.01

学部学科を超えて医療福祉を学ぶ本学独自の「多職種連携」教育

本学の「多職種連携教育」は、6部9学科1学環の学生が合同で学ぶ本学独自の取り組みです。1年次からチーム医療の基礎を学び、学年が進むにつれて実践的な内容へ発展。学科を越えて学ぶことで、医療現場で他職種と協力しながら患者を支える力を育て、自らの専門性と他職種への理解を深めます。

POINT.02

「学部横断科目」を通してめざす職種の専門性を知る機会

薬学部

看護実践学
心理学

歯学部

看護福祉概論
リハビリテーション科学概論

看護福祉学部

薬理学
臨床心理学

リハビリテーション科学部

解剖学実習
臨床心理学

心理科学部

物質の化学
ソーシャルワーク概論

医療技術学部

薬理学
チーム医療・コミュニケーション演習

他学部の専門家から学ぶ、「学部横断科目」で他職種の理解や知識の幅を広げます。自分がめざす職種と関わりの深い分野を学び、他分野を理解して自らの専門性や役割を俯瞰して考える力を養います。医療系総合大学としての特長を最大限にいかし、実際に他学部の専門家から学べる機会は、将来チーム医療に取り組む際の大きな自信や強みにもつながります。

1年次 多職種連携入門

全学部学科合同で取り組む

1年次に開講される「多職種連携入門」では、全学部学科の学生がグループワークで考えを共有。将来、医療・福祉の現場で多職種と連携して働くための基礎を学びます。北海道医療大学ならではの自慢のプログラムです。

STEP 01:多職種連携の基礎を学ぶ

他学部の学生と一組7名程度のグループを組み、多職種連携の意義や必要性、他の職種の役割などを、計15回で学びます。

STEP 02:実際の症例で考える

患者さんを取り巻く環境を題材に考える事例を用い、他学科の学生と意見を出し合います。自分の領域の枠にとらわれない考えや専門知識の理解が大切です。

STEP 03:グループで意見を発表

グループワークで得た、それぞれの考えの良い点・悪い点をまとめ、他のグループに発表。多職種で協力して考える重要性を理解し、他者の考えを尊重しながら自分の意見を発表します。

3年次 全額連携地域包括ケア実践演習

医療の現場で多職種連携を実践

全学部学科の学生が合同でチームを組み、病院や地域、在宅など医療・福祉の現場で「地域包括ケア」を実践します。附属施設を最大限活用した学びです。

DAY 01 地域包括ケアの事例を知る

附属施設の「地域包括ケアセンター」や地域の訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所などの専門職から現場の話を聞き、地域での一体的なサービス提供の取り組みをチームで理解します。

DAY 02 訪問インタビュー

「地域包括ケアセンター」の在宅ケアサービスを見学し、居住環境なども確認。利用者さんにチームで考えた質問をし、回答を整理して支援のあり方をディスカッションし、発表会に備えます。

DAY 03 まとめと全体発表会

各チームでプレゼン資料を作成し、全体発表会を行います。過去には服薬治療、義歯安定剤の使用、歩行補助具の活用などの提案もあり、多職種連携の学びが支援策にも生きています。