「話す」「聞く」「食べる」を支える専門職の学び
言語聴覚療法(ST)は「話す・聞く・食べる・飲み込む」といった、“首から上”に関する機能を支える分野です。医学・心理学・言語学などの多角的な視点から、目に見えにくい困難に寄り添う力を養成。会話や食事という、自分らしく生きるための「当たり前の日常」を守るため、言葉や感覚の仕組みを深く理解する力を養います。
リハビリテーション科学部言語聴覚療法学科 紹介動画
目指す資格
言語聴覚士
ことばによるコミュニケーションや聞こえ、摂食嚥下機能(食べる機能)に障がいのある人を対象に、評価や訓練を通して支援する専門職です。対象は幼児から高齢者まで幅広く、脳疾患の後遺症や発達障害、聴覚障害など多様なケースに対応。個々の困りごとに寄り添い、その人らしい生活の実現をめざします。
- 合格率(2026年卒)
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81.8 %
(全国の新卒平均:81.3%)
- 取得率(2006〜2026年)
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92.3 %
学びのポイント
POINT.01 道内唯一の養成大学
言語聴覚士は、ことばや聞こえ、摂食嚥下に関わる課題に対応する専門職として、医療・福祉・教育など幅広い分野で求められています。本学科は30年以上の歴史を有し、道内唯一の言語聴覚士養成大学として、これまで道内最多の卒業生を輩出してきました。言語聴覚士の国家試験受験資格に加え、大学卒業による学士も取得できるため、高い専門性と幅広い教養の両方を身につけることができます。失語症や摂食嚥下など各領域の専任教員による専門性の高い授業と最新設備を備え、変化する医療課題に柔軟に対応できる力を育成します。卒業後は医療現場のみならず、福祉、教育、行政、企業など多彩な分野で活躍しています。
POINT.02 専門職としての、確かな力を身につける
4年間の学び
全学部共通で学ぶ基礎科目のほか、言語聴覚学の専門科目も学びます。人体の構造や機能などを学ぶ医学系科目も充実。
解剖生理学Ⅰ・Ⅱ
骨、筋肉、心臓から、言語聴覚士の専門領域である脳、呼吸や消化、聴覚まで人体の構造と機能を理解します。
音声学
コミュニケーション障害の臨床と研究に不可欠な音声学。音声の生成の仕組みや特徴、記述の方法を学びます。
コミュニケーションでの入力〜出力の役割を持つ「みみ、はな、のど」についてなど、専門科目が多くなります。
聴覚障害学演習
耳鼻咽喉科学は言語聴覚士の業務に直結する臨床科目。病理、臨床に重点をおき、疾患学、診断治療学を学びます。
言語発達障害学Ⅰ
言語発達の遅れが生じる障害について、基本的な項目を習得。自閉症スペクトラム障害など関連する障害についても理解します。
高次脳機能障害など、より高度な専門分野を学ぶ科目が中心。検査や評価など、実際の現場で必要な技能を演習で学びます。
発声発語障害学演習Ⅰ・Ⅱ
声がかすれる、出にくいなどの音声障害、口腔・中咽頭がんに伴う器質性構音障害などの評価法や治療法を学びます。
言語聴覚学総論
さまざまな臨床現場を再現し、制限時間内で課題に取り組む実技テストOSCE(オスキー:客観的臨床能力試験)を実施。自分の臨床能力を客観的に把握したうえで、学外での実習に備えます。
学外施設での8週間の臨床実習がスタート。臨床実習指導者のもとで言語聴覚士の業務を体験します。
総合実習
経験豊富な言語聴覚士の指導を受けながら、実際の患者さんの評価や訓練を実践。チーム医療を実際のケースに沿って体験します。
国家試験対策講義
20年以上にわたる指導から築いた国家試験サポートは、安定した国家試験合格率を支えている本学科ならではの強みです。教員が過去問題を分析し、導き出された出題傾向をもとに、国家試験対策の補正授業を実施。その総時間は、140時間にも及びます。さらに、国家試験を想定した模擬試験も定期的に実施。試験本番に慣れるための対策にも力を入れています。
言語聴覚療法学科の臨床実習
臨床実習前後教育
臨床場面で求められる医療人としてのマナーをはじめ、個人情報の取り扱い方や医療安全対策、感染対策について学修します。また、臨床記録の取り方、実習日誌の記載方法などを学び、脇床実習に備えます。
見学実習
語聴覚障害がある人の抱える問題とその背景を理解し、言語聴覚士の役割や職業倫理について学びます。
評価実習
臨床での基本的態度・行動および評価・診断技能を修得し、言語聴覚療法と多職種との連携を学びます。
総合実習
各種障がいに対する言語聴覚療法の評価・診断から治療(訓練・指導・支援)を体験し、総合的な臨床実践力を養います。
地域とのつながり(対外学習)
キャリア&カリキュラム
本学でどのような学びを重ね、どのような進路へとつながっていくのか。カリキュラム・シラバスで学修内容を確認し、キャリア&就職データで卒業後の姿を具体的にイメージできます。将来の目標に向けた道筋をぜひご覧ください。

