７月21日（日）、看護福祉学部福祉マネジメント学科主催「病院ではたらく福祉のしごと体験講座」を、北海道医療大学病院で開催しました。

このイベントは医療機関などで病気になった患者さんやそのご家族に寄り添いながら、社会福祉の立場から支援する福祉の専門職「医療ソーシャルワーカー（MSW）」に焦点を当てたもので、北海道医療大学病院を舞台に、グループワークで相談援助の仕事について学び、医師や薬剤師、看護師、理学療法士、歯科衛生士など多職種から情報を収集する体験など、普段はあまり目にすることのできない病院内でのチーム医療の一部を見ることができるプログラムとなっていました。

ほとんどが初対面同士の参加者でしたが、冒頭でアイスブレイクを行い、終始あたたかい笑顔で実施されました。参加者は、在学生、本学卒業のMSWの姿をみて、相談援助のスペシャリストであり、「自分自身」と人との「関係づくり」の技術で幸せづくりを応援するという仕事の魅力を存分に感じ、有意義な１日となったようです。 本講座は、福祉マネジメント学科の在学生が中心となって企画し、一般社団法人北海道医療ソーシャルワーカー協会、福祉マネジメント学科同窓会からも後援を受け、大学病院のMSWのほか、現役のMSW（福祉マネジメント学科OB・OG）も一緒に運営し、今年で開催6年目です。今回のスタッフの中には、高校生の時にこのイベントに参加して本学へ入学し、今春からMSWとしての一歩を踏み出した卒業生もおりました。

今年の参加者の笑顔が未来の患者さんご家族の笑顔につながるかもしれない。そんな可能性を感じた一日でもありました。

次回は9月21日（土）に室蘭での開催を予定しています。